「電子申告レポート」
− 電子申告がご利用いただけます −

 電子政府実現の一環として、名古屋国税局管内(岐阜県、静岡県、愛知県及び三重県)で電子申告が平成16年2月2日(月)から開始されました。それに伴い当事務所でも平成15年度確定申告から電子申告を利用できる環境を整え、今回は、約30件弱の申告を電子申告で行なわせていただきました。小牧税務署管内においても当事務所の電子申告件数が占める割合も予想以上に高く、いち早く電子申告に取組んだ成果と、各関与先様のご理解とご協力の賜物と感謝しております。また、今後も電子申告には、積極的に取組み、法人の申告においても電子申告を行なう事を決定しておりますので、気兼ねなく事務所までお問合せ下さい。また、当事務所においても、最新の機器の充実を図り、今後の電子政府化に備えていきます。  

   
  
  平成16年3月22日からは、法人の電子申告が開始されました。法人の電子申告の場合も個人のそれと違いはありません。また、平成16年6月からは、全国で電子申告が開始されますので、電子申告の一般化に拍車がかかると考えられます。電子申告のメリットとしては、現時点では大きな経費削減を期待できるものではありませんが、電子政府化がさらに進めば、納税申告手続に要する時間や手間を軽減することが可能となり、利便性が向上するとともに、ペーパーレス化によるコストの低減が可能になると考えています。また、ISOの取得をお考えの関与先様においては、一つの選択肢として捉えていただき、それを基に、業務の見直しを図っていただくことも可能と思われます。  今後、このようなペーパーレスの申告は、時代の主流になると考えられますが、どのような時代の変化にも柔軟に対応し、全力で皆様をサポートさせて頂きます。また、法人での電子申告の折には、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。  
  
  
      −電子申告って?−  
   
 電子申告について簡単に説明しますと、書面で提出していたものを、パソコンから直接、国税庁に申告が出来る方法です。仕組みはいたって簡単ですが、その申告が、本人であるかどうか確認するための仕組みが複雑で、「公的個人認証」を各市町村で発行してもらうことが必要となります。各市町村によって若干異なりますので、事前にお問合せ下さい。 
  
  
      −電子申告バックグランド−   
  
 今回の確定申告は、電子申告という新しい取組みにチャレンジするということもあり、例年にない慌しさでした。私個人の予想では、電子申告は若い方が中心になると思っていましたが、良い意味で私の予想に反し、ご高齢の方のご利用が多かったのに驚いたというのが素直な感想です。電子申告をされた方の中には、「よく分からないけど、とにかくやってみたかった」と年齢を感じさせない方もみえました。 全国に先駆けて運用開始ということで、試験的な部分もあり、不安もありましたが、今後は、改善等も進み、より利便性の高いシステムになると思いますので是非ともご利用下さい。